旅行の最終日。帰宅の日。
空港まで、1時間ほどバスに乗って移動。
後方に家族で座る。
比較的空いていて大型バスに
20人くらいが乗っていた。
走り出してしばらくしたら
赤ちゃんの大きな泣き声が。
途中止まったと思ったら
また大きな泣き声、
空港到着まで泣き声は続いた。
その時自分は、こんな事を考えていた。
赤ちゃんが泣くのは仕事みたいなもん。
親は、どうして長く座るような
バス移動を選んだんだろう。
うまくあやせないのかな。
そんな感じで、ややイライラしたような
気持ちでした。
バスが終点で止まった時、
親と思っていた人が車内に向かって
「すみませんでした。」と。
みると、明らかにその女性は
赤ちゃんにとって祖母。
通路を挟んで隣の席には祖父。
前席には父親が。つまり母親はいない。
何か事情があるんだろうけど、
祖母も祖父も父親も
大変な時間だったんだろうなって思った。
イライラした自分が恥ずかしくもあり
車内の自分以外の当事者の人たちの気持ちを
考えると、なんか切ない気持ちになりました。
旅の思い出。
唐突だけど、赤ちゃんには、
大きく育ってほしいな。